●STI(STD)って何?
STI(STD)とは、性感染症「Sexually
Transmitted Infections(Diseases)」の略です。
昔はSTDと呼ばれていたが最近はSTIと呼ぶことが多い。
性感染症とは性行為(セックス)でうつる病気のこと。
梅毒、肝炎や尿道炎、HIV等そんな病気を全部まとめてSTD(性感染症)と呼んでいるのです。
この性感染症はいろいろあるけど病院で治療すればすぐに治るものもあれば一生付き合うものもあって多種多様。
STDは、精液・血液・さきばしり液の中の微生物がSEXを通じて、相手の性器、泌尿器、口腔、肛門などの粘膜や傷口から相手の体内に入り込んでうつります。
病気によっては潰瘍(かいよう)や水泡(すいほう)ができてそこに粘膜が接触して染る場合もあります。
一時期はHIVや肝炎が注目された時期もありましたが、最近は関心が薄れて来たように思われます。しかし、感染者は急増しているのです。
また、性感染症にかかっていると、性器や泌尿器などの粘膜に炎症が生じて、HIVに感染しやすくなることがあります。早期発見・早期治療が大切です。
|
●HIVって何?
HIVとは、エイズの原因となるウイルスのこと。
HIVに感染すると次第に抵抗力が弱まり、健康なときなら心配のないウイルス、細菌、カビなどの病原菌でも、いろいろな病気が起こるようになります。こういった状態をエイズ(AIDS)といいます。
だから、HIVの感染=エイズというわけではありません。
|